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薔薇色に染まる

 

一方通行。

お互いが一方通行だから

どちらかが引かなくてはならない。

普段なら譲歩して

(好きな言葉じゃないけど)妥協点を見つけるのだろうけど

片方は恐怖で、片方は片想いだから

僕は僕の感情や意志や気持ちを殺し続けなきゃならない。

完全に僕だけに落ち度があるのだし、

今まで散々と我慢させてきたのだから

今回は相手の気持ちを完全に丸呑みして

僕がそれを受け入れなければならない。

恋人を責めてるわけでも、攻めたい気持ちもない。

 

子供の頃にストレスを与えられた人間は

大人になって過度に極度にストレスに弱い、

ストレス耐性のない大人になってしまうらしいと知った。

恐怖心も同じなんじゃないかと思う。

だから刷り込まれたストレスや恐怖が

過度に極度の反応として

極端な恐怖の形となって心を支配してしまうのかな?

自分のしたことも含めて

もっと大きな感情や記憶がフラッシュバックしてるのかも知れないし、

僕のことだけが本当に原因なのかも知れないし、

それはわからないけど。

 

僕は怖いということがわからないと言ったけど

怖いことが嫌いなんじゃないかと思う。

怖いことが嫌いだから怖いことをなくそうと

恐怖心について考えているのかも知れない。

だから考える。

怖いから考える。

怖いことを考える。

僕が一番怖いことは「好き」がなくなることだと言ったけど

もっと突き詰めると「よくわからない」、「わからない」って

ことや状況が怖いんだと思う。

人の考えや感情はわかんない。

わかんなくて怖いから考える。

考え続ける。

他人に考え過ぎだとか神経質だと言われても

考えずにいられない。

だって、怖いから。

怖いものをなくしたいから、考える。

未来も不確定で怖い。

この先って、これからって、わかんないから怖いじゃん。

わかんないから楽しいんじゃんってポジティブに考えられる人格を

得られたら、きっと恐怖も減るのかなと思うけど

今はまだ怖い。

好きって怖い。

好きって思うのに、好きが何かわかんないから怖い。

大好きって凄い、大好きって強い、大好きって怖い。

だから、愛って恐ろしい。

でも、だから、考える。

好きだから、好きで居たいから、好きでいるから。

他と違うのは何故なのか?

唯一無二の存在で、好きなのは本当に恋人だけだから。

怖いことについて考える。

僕が害意や直接的な暴力を怖いと感じないのは

目に見えるほど単純でわかりやすいからだと思う。

彼女はきっと違うのだろう。

だから、恋人の恐怖心を知りたい。

その根本や本質を。

 

恐怖心がありながら「ありがとう」って思えるものなのかな?

そこも気になるし、知りたい。

たくさんの幸せを本当にありがとうと言ってくれたけど

思い出した時にパニックになるほど怖い人間との思い出が

怖くないなんてことがあるのだろうか?

でも思い出だけは幸せだから怖くない、

いつも怖かったわけじゃないからってことなのかな?

うーん? 難しい……。

恐怖心と幸せな記憶という二律背反の感情が成立するのなら

「恐怖心」と「好き」も成立する地点があるのかも知れないし、

そこを模索してみたくなってしまう。

やっぱり、わからない。

こわい、わからない、こわい。

話してみたい、無理だけど。

 

やっぱり彼女の記憶や生い立ち、環境に起因する部分は大きいのかな。

それについても考えてみたいし、考えてみよう。

なんとなく深入りしない方がいいのかなと思って

流していたことがあるけど引っかかってたこともあるから、

後でじっくり思い出して考えてみたい。

 

ここのブログは自問自答というか自分に宛てた手紙で

なんども読み返して掘り下げて考える切っ掛けになっていて助かっている。

好きな人にいつか読まれたらいいし読んで欲しいとなと思っている部分はあるけど、

読まれたら困る気もする。

バランスが難しいね。

 

彼女は基本的に聡明で理解力もあって優しさに満ちた

ローズクォーツみたいな美しいひとだから

笑って許してくれそうな気もするけど、

それも勝手な希望的観測ってヤツだな。

 

週末は時間が異常に有り余ってて

何をしたらいいのか困る。

恋人と過ごしてた時は何をしてても、むしろ何もしなくても

三週間ぐらいあっという間に知らない内に経ってしまうのになって思って、

本当にいつも、あたたかくて、やさしくて、やわらかい時間をありがとうと思う。

恋人との時間は薔薇色に染まっていたなあ、

時間の感覚って不思議だ。

 

[映画]『クリーピー 偽りの隣人』

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悪くないけど、なあ……。

うーん、なんだろ?

しっかりし過ぎてるのに破綻してて 

その破綻の仕方が自分の好みのものと違ったって感じかな。

西島も香川も役者として出来上がってしまってて

黒沢清の内面世界の住人としてははみ出してしまってる気がする。

もっと黒い穴か鏡みたいな内面者の方が合ってるとは思う。

贅沢な言い分だけれど。

退屈なことを退屈なまま、何もないものを何もないものとして描けるのは

やはり黒沢清の強みだと思う。

そこが物語を牽引して引き込ませる緊張感を保っていた。

 

 

時間を弄び持て余す人間の思考。

それでは、また。

よい逢魔時を!