読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

柔らかな手を放されて泣く夢

 

出歩けないので仕事を一つ断った。

情けなさと罪悪感と不安と不甲斐なさと

いろんな感情が合わさって激しく落ち込む。

天井が低く見えるような圧迫感があって辛い。

泣けたら少しはラクだろうか。

けど、泣けない。

低い天井の下と布団の上の境界に

ただ身体を横たえて

携帯を見たり音楽を聞いたりしている。

じっとしてるのが辛い。

 

このブログはいつか好きなひとに

読まれて届いたらいいと思っているけれど

その「いつか」はきっと来ないだろうことも

最後のLINEで本当は思い知ってるし

いい加減それにも気づいている。

けれど、呆れるほどの未練で縋ってしまっている。

それも怖さの要因なんだろう。

 

怖くて別れた人間への気持ちというものを

少し想像してみてけど

よくわからなかった。

見えないゆえに

怖さが付加されることも有り得るのかもしれない。

被害妄想を推し進めて拡大解釈し

悪い方へ向かおうと思えばいくらでも出来る。

例えばブログを読んでいると仮定して

リベンジポルノやデジタルタトゥー的なことをされないか

怖くて不安で見張っていないと安心できないという心情も

有り得るんじゃないかと想像してみる。

そこまで自分への信頼が地に堕ちていたら

もう救いようがないなと絶望的な気持ちに包囲される。

 

真逆に異様なまでのポジティブシンキングで考察してみる。

例えばブログを読んでると仮定して

今でもまだ好きでいてくれて、どうにか怖さを克服できないか

読んだり近付いたり知ったり考えたりすることで

また一緒にいられる可能性を模索してくれていると想像しようとしたけど

そこまで御都合主義のポジティブさは僕にはない。

 

単純に普通に考えて、

連絡が来る度に恐怖心でいっぱいで

パニックに陥らせるような男のブログなど

読む理由も価値もないというのが妥当だろう。

だから、きっと読まれないし届かない。

 

信玄餅アイスを買って来て一緒に食べたことを急に想い出した。

とてもうれしそうで、僕の方がうれしくてしあわせな気持ちになったこと。

 

出せない手紙ばかり増えるような毎日で、

僕だけがいくら考えを巡らせていても

結局は彼女がいないと何ひとつ解決できないことに愕然とする。

すきなひとがすきで、好きなひとだけがただ好きだっていう

とてもシンプルな答えを僕はいつから見失って

醜く暗く激しい嫉妬に飲まれていたんだろう。

取り返しがつかないことをした罪悪感と

謝ることすらできない焦燥感と

掛け替えのないものを失くした喪失感が

日に日に膨れ上がっていく。

それと同時にそれ以上に

時間が経っても消えるどころか

どんどん大きくなっている「好き」って感情を

どうしたらいいのかわからない。

僕の好きな感情に反比例するように

彼女の中で恐怖が

どんどん大きくなっているのかも知れないと思うと

本当に申し訳ない。

 

どうしよう。

どうしようもない。

どうしたらいい。

どうしようもない。

決まったことだから。

考えが、感情が、

ぐるぐるぐちゃぐちゃする。

一度グチャグチャに丸めて捨ててしまった感情は

きっとどんなんに丁寧にシワを伸ばしてみたところで

きっと元には戻らないのだろう。

 

これまでの2年間も

考え続けてる1ヶ月以上も

すべては無意味で無駄で無為な時間だったのかな。

考え出すと怖くなる。

それだって彼女の恐怖に比べたらきっと

大したことないものなんだろう。

すきなひとの恐怖をちゃんと知りたい。

 

だから、苦しくても辛くても

答えが見えなくても

考え続けなきゃいけない。

 

なにも持たず 

勘違いせず 

思い上がらず 

ただ息を潜めて 

あなたの隣に

いられたらいいのに、な。