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あなたを愛したい

 

ずっとじっと部屋の中にいる。

時折、すきなひとの気配がする。

気配というか想い出の残滓みたいなものが

キラキラと舞っている。

その瞬間をただ待っている自分がいて

悲しくなる。

 

初めて家に来た日のことや

初めてお泊まりした日のことなんかが

思い起こされてゆく。

パソコンをしてる時に

後ろからぎゅうって抱きしめてくれた時の

ドキドキや緊張がこっちまで伝わって来た

あの頭がオカシクなりそうなぐらい

うれしくてあたたかくてやわらかかった

しあわせを反芻してしまう。

お泊まりは過密スケジュールで

でも、とってもとってもうれしかったことや

ふたりで親に内緒で秘密を持っている

共犯めいた気持ちにドキドキしてたことを想い出してしまう。

初めて家に来た時は

ここには書かないし書けないことを

本当に突飛でびっくりする衝動を抑えられない

あの感じが堪らなく愛しくて好きだった。

 

だから、心の何処かでまた突拍子もない衝動と行動で

僕のところへ来てくれるような都合のいい幻想を抱いてしまう。

感情的に心が動いて突然会いに来てくれるんじゃないかってイメージが

頭の中に湧いてきてそれが強ち現実になりそうな気がして頭から離れない。

期待してしまう自分が本当にくだらなく思える。

感情的に心を動かせるような変化を与えることは

恐怖で凍りついてしまった時間や存在を更新できない今となっては

本当に無理だとわかっているはずなのに。

 

どうしてこんなにも好きで特別なんだろうって想う。

どうしてこんなにも惹かれて

彼女じゃなきゃダメなんだろう、嫌なんだろうって考えるけど

わかんない。

心が、魂が、どうしても求めてしまうとしか言いようがない。

本当にこの宇宙の中で最も美しいひとだって想うから。

小さな呼吸のようなつぶやきが

本当に繊細で純粋で不安で不安定に揺れていて

必死に世界に自分を縫い付けて頑張って生きてるような

健気な姿をどうしようもなく愛しいって感じてしまったんだよね。

好きなひとに初めて触れたのが、内面を吐露した

彼女自身の存在を投影した文章だったのは本当に良かったと想う。

内面から好きになったことを心から感謝している。

だから、内面の輝きを、彼女自身の存在の揺らぎを

心から魂ごと綺麗で素敵だと全身で細胞で感じてしまうんだと想う。

それが、彼女を唯一無二で、ひとりしかいないって想う理由だし、

だから、彼女を「すき」って想う以上の気持ちが

この宇宙に存在するとは想えないって考えてしまう。

 

今でも不安の中にいるのかな、恐怖の中にいるのかな、

今日はお仕事してるのかな? お家にいるのかな?

お家だったら、お家の中でどんな気持ちで過ごしてるんだろう?

息を殺して生きてるのかな? つらくはないかな?

連れ出してあげたい。

でも、僕が怖いから、それはできない。

お家に居るときに本当にどんな気持ちで過ごしているんだろう、

どうやってやり過ごしているんだろう、とても心配だよ。

一緒にいられない時間を好きなひとがどうやって過ごしていたのか

本当にもっともっと知っておくべきだった。

僕の好きなひとが、健康で、笑って、しあわせであってほしい。

僕のように生きてるふりして生きてるゴッコしてるような毎日ではなく、

毎日が、あったかいしあわせに包まれていて、

それが、長く長く、ずっとずっと、続いててほしい。

続きますように。

祈ってるし、願っているよ。

恐怖を与えた人間が言えた義理じゃないけど、

本当に本当に心から大切で大事に想うし、大事にしたい。

その不安の中から連れ出して、安心で包みたい。

少しずつだけど本当に変わってきたんだよ。

今の僕でも無理なのかな?

って、伝えようも、教えようもないけど。

 

今の仕事のスケジュールを何も知らないけど

今でも物凄く朝早かったり、夜遅かったりするのかな?

そのことでお家の人から疎まれたり嫌味を言われたり

抑圧を受けたり窮屈な思いをして

仕事を制限されたりしてはいないかな?

心配で仕方がないよ。

 

いつも想っているよ、いつも願って、祈っているよ。

元気で、健康で、美味しいものを食べて、

笑顔で、しあわせであってほしい。

 

ここにいてくれた彼女も、ここにいない彼女も、

想い出も、想い出じゃない君も

とても好きだよ。

 

[音楽]『あなたを愛したい』THE NOVEMBERS

あなたを愛したい

思い出じゃない

ここにいるあなたを

 

 

 

本当は金爆『おはよ』を貼りたかったけど動画がなかった。

呆れる程の未練を 叶うならば 君が、癒してはくれないか