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この世の確かな事

 

兄から連絡があって土曜日に食事をすることになった。

正直に言えば、今は恋人以外の誰にも会いたくはないし、

好きなひと以外の世界は全て気怠くて仕方ないのだけれど、

流石に、家族と仕事はそういうわけにもいかないので

悩みに悩んで迷いに迷ったけれど、会うことにした。

恋人を一緒に連れて行って兄に会わせたら

きっと物凄く面白かっただろうなと想って

さみしくなった。

会わせてみたい。

 

仕事のことについて考える。

お金を稼ぐ以外の意味合いを見出せない。

将来とか、何がしたいとか、どうなりたいとか、

そういう希望が見えないし、

振られれば求められればその期待には応えようと

もちろん頑張るけれど、究極なことを言えば、

その仕事は僕じゃなくても成立するという考えが抜けない。

当たり前だけど、誰かがやれるという意味で

代換可能なものだ。

僕である必要も必然性もない。

でも、有難いことに手に職という意味では

仕事さえあれば続けていける。

あくまでも、仕事さえあれば、だけど。

これは、きっと好きなひとの仕事にも言えることで、

僕がもっと真剣に彼女の仕事と向き合っていれば、

そういった不安を分かち合うことができたはずだと想う。

立場や環境的には分かり合えることや相談の乗れること

不安や緊張を和らげるアイデアや経験は多かったと想うし、

似たような仕事のスタンスだからこそ支えになれることは

きっと普通の場合より断然と多かったと想う。

 

好きなひとの仕事は僕なんかより

きっともっとシビアだと想う。

身ひとつで切り開いていくものだから。

彼女が将来的に仕事を続けて

何をしたくてどうなりたいのかは知らないし、わからない。

きっと年齢的なことも含めて、

限界や期間限定的な《旬》な時期というものがあるのは

想像に難くない。

ずっと続けて行けるお仕事なのかも

僕には正直に言って、判断ができない。

だから、「今は、お仕事を頑張りたい」と言っていたのかも知れない。

不安を抱えていないわけがない。

今は引っ切り無しに依頼が来るけれど、

それがいつまで続くかはわからないと想う。

それは僕の仕事でも嫌ってほど味わってることだから、

その不安と緊張は本当に理解できる。

理解できるからこそ、僕がもっと支えになれたはずだし、

僕がもっともっと稼いで負荷や負担を軽減してあげたかった。

結婚も視野に入れて。

そうすれば、息が詰まりそうな場所からも

連れ出してあげることもできて一石二鳥だ。

まあ、相手の親御さんが

僕のことを認めるのかっていう究極問題はあるけれど。

もしも、よりが戻って復活愛が叶うなら

それも視野に入れて計画を立てたいし練りたい。

次こそは、生涯をかけて、しあわせにしたいし、

しあわせにする。

 

あとは、彼女のお仕事のことで

気になるというか少し気掛かりなのは、

僕も仕事に対して感じたり思ったりする

代換可能という意識を

どれぐらい彼女が抱えているのかという問題がある。

もちろん、選ばれて依頼されている自負や自意識は

きちんと持っていると思うけれど、

心のどこかで素材は私じゃなくても構わない

という想いがないとは限らない。

自分が嫌いで、好きじゃない自分が

どうして素材に選ばれているのかという疑問を

抱いていなと言ったら、きっと嘘だと想う。

彼女は本当に不思議で、

意識にブラックボックスのようなものを抱えていて、

その中に奇妙な矛盾が垣間見られる。

自分に自信がないわけじゃないのに、

自分に価値を見出せていないという

矛盾した内面を持ち合わせているのだと感じる時があって、

その価値を見出せるように自分自身を肯定できないと

難しいというか厳しくなっていくんじゃないかと心配になる。

それは何をしても言っても肯定して貰えなかった

生い立ちや環境からくる心の負荷に由来すると思うのだけれど、

その矛盾のような他人の評価と自己評価の齟齬の大きさが

いつか自分に跳ね返ってこないか本当に心配になる。

 

今は忙しくて、引っ切り無しに依頼も来て、

きっと満足して充足した時間を過ごしてると思うけれど、

もしもお仕事が減っていくようなことがあれば

何を糧に、どうやって、生きていくのか、

考えてもどうにもならないことだけど、

不安で心配で仕方ないんじゃないかな。

家を出る理由や状況も減ってしまうってこともあるだろうし、

逃げ場がどんどんなくなってしまうという危機感もあるだろうし、

その不安と心配を僕は本当に自分のことのようにわかるから、

きっと力になれるはずだった。

本当に仕事に嫉妬なんかしてないで、

支えて、寄り添って、できることがいっぱいあったし、

あるんだってことが今なら本当に良くわかる。

 

それに素材としても自分を自分自身で肯定して価値を見出せないと

誰でもいい、誰かでいい、私じゃなくてもいいという

虚無感みたいなものがずっと付いて回ってしまうと想う。

それも今の僕ならケアできる自信があるし、

僕の取り越し苦労で、

彼女はきちんと問題を解決して

弁えている自覚もあるのかも知れないから

勘違いの上の机上の空論になってる可能性があって、

余計なお世話を振りまいてるバカに自分は今なっているのかも知れず。

 

彼女の自分に対する自意識の低さというか自己評価の低さ、

たくさんの人に魔法をかけられて、

私じゃない自分をやっと少しだけ好きになれるような感覚ではなく、

自惚れや自尊心じゃなく、

自分の顔やら何やらを素材として好きで、

だから素材として選ばれていると肯定できないと、

いつか、自信のなさからどこかで心が折れてしまわないか

虚無感で頑張れなくなってしまうんじゃないかと

とても心配になってしまう。

僕は、恋人の顔やら何やら、すべてが、

本当に大好きだから

何度だって自信を持てるまで言ってあげたいし、

そのことで自分を可愛いと好きになれるよう

言葉と想いの魔法を掛け続けてあげたい。

 

でも、彼女は自分を見返すために

日々の努力を怠らない芯の強さと

心の美しさを持っているのだから、

きっといつまでも綺麗でいられるし、いるのだろう。

だったら、そのことにもっと誇りと自信を持てるといいな。

きみは本当にとても綺麗でとっても可愛いし

すっごくカッコ良くて素敵だよ。

 

僕は、やっぱり、正しくあろうとする、

きみが、きみの姿勢が、心が本当に綺麗で

すきなんだなあ。

すき。

だいすき。

好きで好きで、本当にどうしようもないよ。

それだけが、この世の確かな事だよ。

 

ずっと、愛を囁き続けるだけのブログになってしまうのかな。

けど、それは本当に永遠に彼女まで届かないのかな。

だいすきな、僕の恋人へ。

 

[ドラマ]『貴族探偵』

原作は未読なんだけど、麻耶雄嵩っぽさは皆無だったな。

相葉ちゃんと貴族と探偵って相性が悪いのでは? と思う。

何かに巻き込まれて右往左往してる方がどうしても似合ってしまうと思うし、

どうにも武井さんが武井さん過ぎて見ててつらい。

来週からは見ないかな。