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幾つか断片がある。

自分が書いていたものや

彼女の残した言葉とか。

触れると泣きそうになって

溢れてくる。

 

匿名性の

多分、身代わりとしての

偽名というか別人としての

言葉なんかもある。

 

残るものを渡すのは躊躇すると言っていた

彼女の、彼女にとっては

消えてもいい、落書きみたいな言葉や

何もかもが僕には大切で愛しいから

残るものだということを

きっと彼女は知らないままだ。

 

世界なんかどうでもいいし、

誰がとか何がとかなんかもどうだっていいのだけれど、

それでも彼女がいる世界だけは安全で安心で

笑いたい時に笑える優しくて幸せな世界だったらいいって

本当に願う。

 

書けることは、たくさんあるけど、

それが書きたいことなのかわからなくなる。

読まれて欲しいとは思い続けてるけど

読まれているかどうかは本当にわからない。

何となくこの間の件で読まれてる確証を得た気がしてたけど

わからなくなってきた。

それに読まれているとしても何も伝わっていないのなら

それは読まれていなくても変わらないってことなんじゃないのかなって思う。

思うと立ち止まってしまいたくなるけど、

書くことでしか伝える術がないし、

伝わらなくても書くことしかできない。

それだけは諦められないし、諦めたくない。

 

待ち続ける以外の方法がないのなら

信じて待ち続けるだけだ。

彼女からの、文を、次を。

残るものじゃなくても

僕の中には残り続けるものがあるから。

 

[お笑い]『TEXT』ラーメンズ

ラーメンズ第16回公演『TEXT』 [DVD]

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久しぶりにラーメンズのコントを見た。

もう10年も前だと知って軽くというか重く衝撃を受ける。

時の流れ……。

テキストってことで言葉遊びや

言語と音のズレをシチュエーションまで高めたり

技巧的に過ぎる部分が強目で飽きてしまうのも事実だけど

全体的には面白かった。

やっぱりラーメンズは片桐仁だなってことを再確認する。

キス・マイ・言葉尻!

テキストが主題だから活字拾いのバイトから銀河鉄道に辿り着くのは必定で、

伏線の回収と良い話に見せかけておいてオチで台無しにするってコントが

ラストを飾る構成も相変わらずだった。

たまに、笑いの仕組みとは別の階層にある

完成度の高いコントを見るのは楽しいし刺激になる。

 

[音楽]『鱗』秦基博

このところ生きて来て全く気にして来なかったものが

ふと目や耳に飛び込んでくることが多い。

失恋の痛手もあるのだろうけれど、

ラブソングに耳を奪われることが増えた気がする。

これも急に凄く良い曲だと思えた。

歌詞の持つ透明度と声が持つしなやかな荒々しさが

爽やかに力強くて素直に良い曲だなって

浸透してきて自分自身に戸惑いつつ驚いた。

こういう感性に気づくことができるのも

失恋を経験したからだと思うし、成長なのかなって感じる。

そりゃあ、失恋なんかしたくないし

今だって女々しくて女々しくて嫌んなるぐらい

彼女のことが好きで好きで仕方ないし、

泣きそうになるほど、泣きたくなるほど、

好きで、会いたくて、話したくて、仕方がないけど、

それでも成長できてることは感謝してるし、

だから、頑張って認めて貰って、

また、会いたいし、会いたいって想って貰えるように

生きていくよ。

だいすき。

ありがとう。

いろんな言い訳で着飾って 仕方ないと笑っていた

傷付くよりは まだ その方がいいように思えて

 

夏の風が 君をどこか 遠くへと 奪っていく

言い出せずにいた想いを ねぇ 届けなくちゃ

君を失いたくないんだ

 

季節の変り目は 曖昧で 気づいたら すぐ過ぎ去ってしまうよ

まだ何ひとつも 君に伝えきれてないのに

 

夏の風に 君を呼ぶ 渇いた声 消されぬように

あふれそうな この想いを もう ちぎれそうなくらい

叫んでみるんだ

 

君に今 会いたいんだ 会いに行くよ

たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても

鱗のように 身にまとったものは捨てて

泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ

 

無様でも惨めでも今の自分を見せていかなきゃね。

見て欲しいんだ。

着飾ったって仕方ない。

僕は、こんなもんだよ、卑下してるわけじゃなくて。

それでも、僕は、頑張って、また、君に会いたいんだ。

すきだから。

とっても、すきだから。